こんにちは!
一条工務店ブログのあさひです。
窓で後悔したくない…
設計士に任せていいのかな?
気密性が上がる選び方は?
こんなお悩みにお答えします。
- 窓の後悔ポイント
- 気密性アップの窓の選び方
- 窓の注意点
窓を設計士に任せっきりにしていませんか?
実は窓で後悔している人は結構多いんです。
今回は、「窓の後悔ポイント」や「気密性アップを優先した窓の選び方」を紹介します。
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それでは行きましょう!
一条工務店の窓えらび 重要ポイント
窓の後悔ポイント
- 大きな窓の周辺が冷える
- 開けない窓をFIXにしたかった
- お風呂の窓が寒い
- 勝手口の周辺が寒い
- 西日が暑い
窓えらびでは「寒さ」の後悔が多いです。
家の中が寒く感じることで暖房費があがり、家計を圧迫する可能性も。
逆に「西日の差し込みで暑い」という後悔もありました。
窓えらびのポイント(性能アップ優先)
性能アップの窓えらびの基本は、
窓の断熱性は「壁」の4分の1ほど。
つまり、窓の面積が少ないほど家の性能があがります。
具体的には、以下を意識して窓をえらびましょう。
- 優先順位「FIX>開き>引き違い」
- お風呂の窓をやめる
- 勝手口をやめる
もちろん開放感やデザインも大切なので、バランスを見て取り入れてください。
後悔しない窓選び【寒さ対策編】
窓からの暖気の流出・熱の侵入
窓からの熱移動が約60~70%ほどと圧倒的に多いことがわかります。
窓の選び方によっては、夏あつく・冬さむい家になるかもしれません。
気密・断熱性アップの窓の選び方
窓の数をへらす・小さくする・種類を変える
気密・断熱性アップの基本は以下の3つです。
- 窓の数を減らす
- 窓を小さくする
- 窓の種類を変える
繰り返しますが、気密・断熱は「壁」が最強です。
どんなに窓が高性能でも、壁と比べると性能は4分の1ほど。
つまり断熱性アップのためには、
- 不要な窓をへらすこと
- 窓を小さくすること
以上がもっとも効果的です。
ただ、建築基準法によって窓の数・大きさには制限があります。
窓が少なすぎても・多すぎてもダメなので、こちらは後ほど解説しますね。
次は窓の種類について見ていきましょう。
3種類の窓と性能 FIX>開き>引違い
窓は大きく分けて3種類あり、性能は「FIX>開き>引違い」の順です。
この優先順位で窓を選ぶことをオススメします。
種類別 窓のオススメ採用場所
- FIX:ほとんど開けない場所
- 開き窓:換気目的の場所
- 引違い:大きめな窓が欲しい場所
ちなみに、開き窓は「換気目的」とありますが、基本的に換気で窓を開ける必要はありません。
参考までに我が家の窓計画をご紹介します。
1階の間取り
FIX窓を「玄関・トイレ・脱衣所・勝手口」に採用しました。
オープンステア下の開き窓は建築基準法に引っかかったため追加。
FIX窓を採用しすぎて換気量が足りなくなりました。笑
引き違い窓は1か所のみです。
2階の間取り
FIX窓だらけです。笑
- 主寝室 :FIX+開き
- 子ども部屋:FIX+引き違い
- トイレ :FIX
- 吹き抜け :FIX
横長のFIX窓はスッキリ感と日射が良い感じです。
高さがあり隣家と視線も合わないのでオススメです。
お風呂場の窓はどうする?
お風呂場の窓はやめるべきで、理由は以下の通りです。
- お風呂が一番寒さを感じる
- サッシがカビの原因になる
- 換気扇で換気は充分
- 掃除が大変になる
- 外からの視線
また、お風呂・トイレの窓は有料オプションになったので、よりオススメできません。
「窓があれば一気に換気できる」と言われますが、換気扇で充分です。
お風呂に窓を付けてよかった!
という人もいるので、付けても良いと思います。
ただ、個人的にはオススメしません。
必要なければ勝手口をやめる
勝手口も必要がなければやめるべきです。
冬の宿泊体験でキッチンに立った時、勝手口の近くがすごく寒かったです。
そのため、勝手口をやめて2連のFIX窓に変更しました。
勝手口があるのが当たり前だし…
という方も、本当に必要か考えてみてください。
もちろん、ゴミ出しなどの生活動線で必要なら付けるべきです。
余談ですが、妻と勝手口について軽めのバトルになりました。
宿泊体験で寒かったから
勝手口やめない?
え~、実家にもあったし、
私は欲しいかな。
そうかあ…
勝手口って使った記憶ある?
う~ん…ないかも。
でも、なくしたら暗くならない?
じゃあFIX窓はどう?
う~ん…
うるせェ‼やろう‼
(ドン‼)
はじめは反対でしたが、ギアセカンドで勝利しました。
結果的には2連FIX窓をめちゃめちゃ気に入っているようです。
オシャレで採光も取れるのでオススメです!
一条工務店 窓選びの注意点
窓の最大・最小の面積は建築基準法で決まっている
繰り返しますが、窓選びのポイントは、
ただし、建築基準法により窓の数に制限があります。
- 採光量
- 窓は床面積の7分の1以上
- 換気量
- 1時間に空気の半分を入れ替える換気量
つまり、部屋に対して一定以上の窓面積が必要です。
窓が少なすぎてもダメ
我が家はFIX窓にしすぎたため、リビングが「換気量」に引っかかりました。
換気量を確保するため、階段下の開き窓が必要に。
窓が多すぎてもダメ
窓が多すぎるのもダメです。
窓が多すぎると耐震性が下がるため、間取りによっては窓の追加ができなくなる可能性があります。
また「一条ルール」により、窓の自由度は低いように感じました。
デザイン・開放感でとのバランスで窓を選ぶ
この記事はあくまで「気密性・断熱性」を重視した窓選び。
当然デザインやオシャレさを重視して選ぶのもアリです。
断熱性で後悔している人がいるのは事実ですが、「開放感あふれる家」は別の満足感がありますよね。
・一条は性能が高いから、さらに性能を求めたい
・一条は性能が高いから、開放感を求めても大丈夫
どちらも正しいと思います。
私はお風呂の窓は反対ですが、風呂窓を採用して満足している人もいます。
実際、我が家もトイレの窓はデザイン重視で選んでいます。
あくまで窓選びの参考としてお考え下さい。
では最後に全体をまとめておわります。
一条工務店 窓選びのまとめ
全体をまとめます。
- 窓は「減らす・小さく・FIX優先」
- 断熱性は「FIX>開き>引き違い」
- 暮らしをイメージして窓を選ぶ
- 風呂場の窓はやめるべき
- 勝手口が必要か検討する
今回は家の性能アップの窓選びを解説しましたが、デザインや解放感とのバランスを取って選んでみてくださいね!
少しでも窓選びの参考になればうれしいです。
今回もお読みいただきありがとうございました!